根明が根暗になった話

入社、入学、学校のクラス替え、

人事異動など人が新しく入れ替わり

環境が変わる時期ですね。


この時期をきっかけに新しく友達ができたり、

頼れる先輩ができたりしますが

中にはこの時期のせいで

人間関係に失敗し、暗い人生を送るハメになった人もいるのでは

ないでしょうか?

実は私もその一人でした。


私は幼少期から中学一年までは

クラスのみんなの前でふざけたり、

友達5人くらいで廃墟の病院に

肝試しに行ったりと

どちらかといえば明るく活発な

人間でした。

しかし、中学ニ年のクラス替えが

私の人生の大きな転機に

なってしまいました。


クラス替えでは中学一年の時に

仲の良かった友達5人のうち

誰一人同じクラスに

なりませんでした。

積極的に話しかけたり

ギャグをやったりしましたが

結局馴染めず…

そのままクラスに馴染めないまま

ディズニーランドへの遠足の

メンバー決めが来てしまいました。


当時の私にとって

ディズニーランドの遠足は

とても重要で誰と行くかによって

今後の学校生活に

大きな影響を与えると

感じていました。

だから私は自分から積極的に話しかけなんとか自分と行ってくれる人を

2人確保しました。

ですが当時の私はクラス内の

ヒエラルキーを気にしていて

せっかく行くと決めくれていた

2人をヒエラルキー上階の人間に

誘われたという理由で断わって

しまいました。

これが大失敗でした。

上階の人間は実は私の事は

どうでも 良く、気づいたらメンバー

から外され違う人になってました。

仕方なく、最初に確保した2人の所に

戻るとその2人はもう別の人と組んでしまっていました。

結果、私は孤立し最終的には

クラスの余り物同士で

組まされてしまいました。 

そして、遠足当日

みんな楽しそうな中、私だけ地獄のような日になりました。

中一の頃、ヒエラルキー上階の人間と一緒にいた私はなんでこんな奴ら

と組まされなきゃいけないんだ。

俺はもっと上の人間だ、ふざけんな

とずっと思ってました。

みんなが楽しそうにしている姿が

その時は世界で一番遠くの場所に

あるかのように感じました。

クラスの余り物同士で組んだため

コミ障ばかりでまったく会話がありませんでした。

こっちが話しかけてもうーんと唸るだけでなにも話さず死ぬほどつまらなかった。早く帰りたかった

来なければ良かったと思いました。

(当時の私は陰キャの経験がなかったため、話しかけられて返したくても返せない気持ちがわかりませんでした。)


その日から私は陰キャとして生きていく事になりました。