会話が続かない人は相槌が下手

前回↓

http://kazayu5588.hatenablog.com/entry/2017/07/16/181539

では会話を続けるには話の内容よりも話す態度が重要だと書きました。


今回は聞く態度の中でいかに相槌が大切なのか解説したいと思います。


会話を円滑にするためには相槌は必須です。しない人は論外ですが、自分では相槌を一生懸命打っているつもりでも相手の反応がイマイチでなかなか話してくれないなんて事があると思います。

相槌を打つ上で重要なポイントは会話の中で相手の「感情」に同調し、オウム返しをすることです。

例を挙げてみましょう。

例1

A「昨日、ミスをして上司に怒られちゃってさ😩」

B「怒られちゃったんだ😩それで?」

A「必要な材料の発注個数を間違えちゃったんだ😅」

B「間違えちゃったんだ😅焦ってたの?」

A「そう!たまたま仕事が重なっちゃってさ、焦ってた」

B「そっかー、まあ仕事が重なると誰でも焦っちゃうよね」

A「そうだよね!」

B「次はミスしないようにしないとね!😄」

A「そうだね!次は気をつけるよ😄」


例2

A「昨日、ミスをして上司に怒られちゃってさ😩」

B「ふーん😐、それで?」

A「必要な材料の発注個数を間違えちゃったんだ😅」

B「へー😐」

A「あー、うん😥」

B「...」

A「...」


このように相手の感情に同調してから質問をすると円滑に話を進めることができます。例1の場合、このあと「そういえばこの前美味しいって言ってたラーメン屋に行ってみたんだけどさー」などのあたり障りのない話を切り出してもちゃんと聞いてくれる可能性が高いです。

なぜなら人には返報性の原理というものがあるからです。

これは良い行いに対しては良い行いを悪い行いに対しては悪い行いで返したくなる人間の性です。

この原理に当てはめると例1は「この人には自分の話をちゃんと聞いてもらったから自分もちゃんと聞いてあげよう!」と思います。

反対に例2は「この人に話しても反応がイマイチで楽しくないし適当でいいや」と思ってしまいます。

ですので会話続けるには相手の感情に「同調」することが大切です。それを一番手っ取り早くしてしまうのが相手の表情を真似て相手の言った事をオウム返しする事なのです。