話を続けるコツは気持ちを聞いて相手に喋らせる事
相手と会話を続けようと必死で質問攻めにしていませんか?
質問をする際は大抵5W1H(いつ、どこで、だれと、どうして、なにを、どのように)を聞きます。この5W1Hの事を情報質問と言います。
情報質問は相手が答える時事実を話すだけの短い回答になるのが特徴です。
例えば
例1
A「どこ出身の方ですか?」
B「東京です」
A「へーじゃあ都会育ちですか?」
B「そうです。」
A「東京のどこですか?」
B「立川市という所です」
A「へー何か有名な物とかあります?」
B「んーなんだろうな」
A「ん〜」
という風に質問攻めにするといずれ相手が言葉につまるか自分がする質問がなくなって会話が途切れてしまいます。
ではどういう風に質問すれば良いかというと次の例2を見てください。
例2
A「どこ出身の方ですか?」
B「東京です」
A「ほー東京ですか。ということは都会育ちですか?」
B「そうですね」
A「あらーじゃあ、こんな地方に引っ越してきたんじゃなんもなくて暇でしょうねー、田舎ってほどじゃないけどお店とかも少なくて不便だし」
B「そうなんですよ!僕の好きな長崎ちゃんぽんリンガーハットがこっちの近辺に一軒もなくて、隣町まで車で1時間かけていかないと食べられないんですよ!まあでも1時間かけた甲斐あっていつも食べてるリンハーより数段おいしく感じましたけどね!」
A「それは良かったですね😀Bさんちゃんぽんがお好きだったんですね!近辺になくて隣町まで1時間もかける所に愛を感じますね」
B「そうです!僕がちゃんぽん語り出したら長いですよ?」
今回は会話が弾んでいる様子を分かりやすくするためにちょっとおおげさに書きましたが相手の気持ちにピンポイントで入ればこのくらい話してくれる事も珍しくないです。
例1と例2のターニングポイントは出身地が東京と聞いた所で、
例2では「都会育ちですか?」と聞いてyesがでた地点でカマをかけて地方に越して来た不便さについて聞いている所です。
これがうまくハマればBさんのように会話を愛想よく相槌を打ちながら聞いているだけで勝手に会話が弾みます。
もしうまくハマらなかったら、無理に質問攻めして相手に嫌がられる前に表情を良く観察して仕切りなおしましょう。
また後で相手の情報が入ってからカマをかければいいのです。
一番大切なのは会話を続ける技術よりも態度で私はあなたと話がしたいですよ。
私はあなたを受け入れてますよと伝える事です。
そうする事で相手にとってあなたは話のかけやすい人になり、数をこなしていくうちに自然と話せるようになっています。